展示番号 No.04「明けまして、辰年!」
2024.1/26 所蔵
Status:NOT FREE
新年一発目ということで今年の干支”辰”をイメージしたオリキャラを全面に配置
知り合いは居るのに住所などは全く分からず、年賀状などの小洒落たことが出来ないたことからLINEで旧友に送るためにも年末年始の休暇を使い3日の突貫作業ながら形となった一作
描画秘談
辰年ということもあり辰娘をイメージしたオリジナルキャラクターを描いてみました。
”辰”と言えば長細く尖った角に釣り目に鱗にとデザイン被りしやすいモチーフでもあるため、なるべく新鮮さが感じられるように配慮してデザインを描いたつもりです笑
本来はもっと飛躍しているような全身のイラストにする案もあったのですがかなり時間的な余裕がなかったこと、言っちゃ悪いですが人気絵師さんでも簡易に描かれている方も居られたりしますから…っとダウングレードを決め込んだ次第です。
線画の色分け、まつ毛の塗り込み、髪の塗り込みなどなど枚挙にいとまがない笑
ですが今年は”甲辰”。「辰が飛躍する年」という話をネットの海から小耳に挟みまして可能な限り絵に動きが欲しいところでありました。
そこで絵の周辺をぼかし中央のキャラに視線が行くような構図…集中線を引いたような感じで完成させるに至りました。
余談ではありますが普段使っているイラストソフトではなく新しいソフトを購入しておりまして、試験的に描いたという側面もあります。
普段は”openCanvas7”という言っちゃ悪いですがマイナーなソフトを使っており、これを知らぬ人はいないだろう”CLIP STUDIO PAINT(俗にクリスタ)”に変えたというところです。
ずっと悩んでいたところにセールが来てしてましてね笑
流石、大手のソフトだけあってQ&Aも出そろってるし、何より機能が豊富かつ使いやすい。
openCanvas7には本当にお世話になりましたが、これまた不思議。違うソフトを使うともともとのソフトで新しい発見がなされることもあるのです。
捨てるわけでもないので使いたいソフトを入れ替えたりして使ってみようかな
アトガキ
社会人になって時間が取りづらくなって嘆くことこれ多数。下書きや落書きをメモ帳に描き殴るだけで清書が行われない日々が連面と続いています。
辛うじて絵の技術が失われていないということを誇りとするべきなのか、何も進化していないという点についてはさらに嘆くべきなのかはこの辺に置いておくことにしましょう。
さて、このイラストは「あー来年は辰年かぁ。年男は終わってしまうけども厄年が解消されるからまあいいか~」と仕事中にふと思いながら並びに「そういえば人気絵師と言ったらばこの時期に煌びやかな美少女干支のイラストを描いてTwitter(現X)にあげるもんだなぁ」と。そこで不安が軽く頭をよぎったのです。
”一体自分は何をしているのだ?”
私は社会人である前に萌え絵の道をかじる人間。仕事で時間がないなど阿呆なことを抜かす前に一体今何をすべきであったのか?っと。
年始まで残り1.5日でやっと発起し、1月1日に完成。2日に公開へと漕ぎ付けました。
描き始めるまでに構想は練っていたのですが、やれポーズは?オリキャラならどんな感じにするべきか?だとかやれ着物の柄はどどどどどーすんのどーすんの?😆(トレセン音頭)とか色々微妙に決めた状態からのスタートと完成すら怪しい船出と言えました。
軽い徹夜と初詣を挟みつつ何とか完成させることが出来たのはきっと干支神様のお力添えの賜物ではないでしょうか?
時間との勝負ということもあり簡略化せざる負えなかった部分では特に着物の柄とか陰影の描き込みとか妥協点として緻密に描き込めなかったり、当初考えていた小物類の削除などもありこればかりは反省点ですね。
今年から毎年干支モチーフを描けたらなと自分の首を絞めていくのでした…
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